TRONチップ再びか!
デジタル家電向けCPU、国内勢が規格統一へ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090903AT2G0200103092009.html
富士通、東芝、パナソニック、ルネサステクノロジ、NEC、日立製作所、キヤノンなどの国内家電、半導体メーカーの大手の名前が並んでいます。
SONYが居ないのが、相変わらずでいいですな。
この記事だけだと良く分からないので、記事に出てくる「笠原博徳教授」でグーグル先生に尋ねてみたら、一発で出てきました。
http://www.kasahara.elec.waseda.ac.jp/index.ja.html
ここのページを読むと、OSCARコンパイラ、OSCAR API、OSCARチップの3層構造になっているみたいですね。
まずソースをOSCARコンパイラでコンパイルして、OSCAR APIに準拠した中間コードを出力します。
その中間コードを解釈して各CPU(ここにOSCARチップが含まれる)向けのコンパイルして、アプリケーションが出来るって流れっぽいです。
なんか、COINSやLLVMの並列処理に特化した版みたいな感じですね。
名前が挙がっているメーカーはすでに自前でチップ作ってる所が多いから、中間言語のコンパイラを書くだけのメーカーもいるんでしょうね。