そう闘いなんですよ

本村 洋さんは、社会やマスコミを味方につけて、被告をなんとしででも合法的に殺そうと闘っています。
被告と弁護団は死刑を逃れるために、あらゆる手を使って闘います。

そう、被告にとってこの裁判は生きるか死ぬかの闘いなんです。
だから被告が反省しているとか責任能力に欠けていたとかは、闘いに勝つための手段であって、それが真実かどうかは、弁護団にとっても意味がありません。
また、仮に被告が死刑にならず、出所後に再犯しても弁護団には関係ありません。
とにかく、死刑にならなければOKなんです。

被告や弁護団を非難する人は、その辺が理解できていないと思います。
生き死にがかかっている闘いをしている人に、正常な倫理観を期待するほうが間違っています。

だからと言って、被告や弁護団を非難する人が間違っているとは思いません。
例えるなら、彼らは古代ローマ市民、被告は剣闘士で、裁判所はコロセウムです。
赤の他人の被告の命なんて、彼らには価値の無いものだから、剣闘士が猛獣と闘って死ぬか生きるかの勝負をする様子を、野次を飛ばしたりして存分に楽しむのは正常だと思います。

今枝さん、被告の言葉を受けて決意を新たにされたそうですね。
がんばって闘ってください。